洗濯機の乾燥方式は、ヒーター式乾燥とヒートポンプ式乾燥の2種類です。乾燥機によって大きく省エネ効果に差がでてきます。省エネ効果は、ヒートポンプ式乾燥が優位でしたが、ヒーター式乾燥が発売されたことにより大差が無くなりました。乾燥機を購入する場合は、コストや機能を比較しながら検討しましょう。
従来の乾燥方式で、乾燥機内のヒーターで洗濯機を乾燥するタイプになります。その時に発生する水蒸気を水で冷やして水滴に戻した後に排水します。乾燥をしている最中は、洗濯機を開けれないのがデメリットですが、すぐに乾きます。
ヒートポンプは、乾燥湿度が60度程度と低めなので衣類を痛めにくいことが人気です。洗濯機の中で、エアコンの除湿が運転されている感じで乾燥していきます。
業務用洗濯機を購入する時は、幅、奥行き、高さは必ず調べましょう。扉が開閉した時の必要寸法も忘れずにしましょう。また、設置スペース寸法も確認が必要です。同時に給排水の位置やコンセントの位置など確認が必要です。
業務用洗濯機を主に使う人は、扉を開けて洗濯物を出し入れする時に、底まで手が届くか、辛い姿勢にならないかなど、自分の寸法と使い勝手にあったものを選ぶようにしましょう。
業務用洗濯機は、一般家庭用洗濯機よりもサイズが大きく重たいです。大人男性2人から3人掛けで運ぶので、運搬経路はしっかりと広めに確保しましょう。不安な場合は、販売店に相談をしましょう。
現在の洗濯機は、節水がかなり進んでいますが、水は洗濯の時だけ使用されているわけではありません。ヒートポンプ式の乾燥の場合は、乾燥時に水は使用しませんが、ヒーター式乾燥だとかなりの水を使います。
洗濯機を購入する場合は、消費電力量を確認しましょう。洗濯機を実際使用した時に、必要となる電気の総量なので、数値が大きいほど電気代がかかります。
全自動の洗濯機でも、所用時間は必ず確認してください。最新の洗濯機でも洗濯から乾燥まで1時間前後かかります。また、省エネモードは3時間かかります。
洗濯・脱水・乾燥のすべての音をデジベルで表します。イメージとして、図書館などの静かな場所は、40デジベルです。40デジベル以上になると、人間の耳には騒がしく感じるでしょう。時間を気にせずに洗濯をしたい人は、デジベルの数値確認を忘れずにしましょう。